公開講演会のお知らせ(学術シンポジウム)
主催:第25回中央大学学術シンポジウム「東京・多摩地域の総合的研究」
テーマ:八王子、川口郷の昔の暮らしと伝統芸能
講演者:久保 喜一 氏 (八王子川口郷土史研究会前会長)
【講演者および川口郷の紹介】
講演者は『写し絵日記 明治の写し絵師、玉川馬蝶の興行の記録』をまとめられ、平成21年に刊行されましたが、ご自身もつい先年までは田守神社(八王子市上川町に所在)獅子舞保存会会長を務められ、篠笛の名奏者として評価されておりますので、講演会の際には同獅子舞笛曲の一節を吹奏していただくよう予定しております。
また、川口郷は政治史研究者などの間では川口困民党事件(明治17年に勃発)の現場として知られておりますけれども、さらに北村透谷が「三日幻境」と呼称して懐かしんだところでもありますから、その点も強調しておきます。
(経済研究所客員研究員 笹原昭五 記)
※どなたでも聴講いただけます。