理工学部教授 芳賀 正明らの研究が日経産業新聞に紹介されました
理工学部教授(応用化学科) 芳賀 正明、博士課程修了生 藤井 翔さん(応用化学専攻 2012年3月修了)の研究が、4月4日(水)付日経産業新聞に「気泡の対流でDNA伸縮―水溶液にレーザー当て発生(中央大)」という見出しで大きく紹介されました。
水溶液中で、金のナノ薄膜表面にレーザーを当てると、局部加熱によりごく小さな気泡(マイクロバブル)が発生します。その気泡周辺に生じるマランゴニ対流によるレーザー焦点に吸い寄せられる水流を利用して、ナノサイズの物質を移動・操作するという手法を開発しました。例えば、縮んでもつれていたDNAを直線状に伸張した後に表面に固定することができ、DNA解析等への応用が期待されています。
また、気泡を囲むように、ナノ微粒子を水溶液から直接テンプレートを用いることなく、リング状に集めて表面に集積してリング構造を固定することができます。記事ではリングを並べて「CHUO」の文字を書いた写真が掲載されています。
ご興味をお持ちの方は、以下のリンク先をご覧ください。