ビジネススクールMBAプログラム・成果発表大会を実施いたしました
ビジネススクールMBAプログラムでは、3月10日(土)にプロジェクト研究成果発表大会を実施いたしました。
写真は、人的資源管理分野(指導教授:大橋勇雄・中島豊)のプロジェクト研究Ⅰ(グループ発表)「国内MBAはブラックシープか?」の質疑応答の様子です。
中央大学ビジネススクールなど国内MBA大学院に通う社会人大学院生および企業の人事・採用担当者にアンケート調査を実施し、日本においてMBA学位が企業側・取得者側の双方にとってどのように評価されているかについて分析をおこなった研究発表です。
会場の在学生からは熱心な意見と質問が挙げられ、DBA(博士後期課程)在学生からは「サンプル数を増やして、より統計的にデータの精度を上げていくことに期待する」とのアドバイスがあり、また指導教授の中島豊からは「ハーヴァード大学でもMBAの評価に関する研究が25年に渡って続けられている。このテーマにおける日本での研究は貴重なので、今後も5年後・10年後と継続して調査と分析を進めて欲しい。」と講評が述べられました。
当日は人的資源管理のほか、戦略・マーケティング・ファイナンス・経営法務の5分野から合計19テーマの発表があり、在学生・教員など会場との間で白熱した議論が交わされました。
研究成果発表大会は、「プロジェクト研究Ⅰ」(MBAプログラム2年目の前半・ゼミ毎にテーマを決めてグループで研究する)および「プロジェクト研究Ⅱ」(同2年目の後半・個人で設定した研究課題に取り組み、論文等にまとめる)それぞれの研究成果を発表する機会として、半年に1回の頻度で実施しています。
※中央大学ビジネススクールは、社会人のみを対象とした「戦略経営リーダー」を育成する専門職大学院です。
働きながら、平日夜間・土曜日・日曜日を利用して都心の後楽園キャンパスで学び、2年間でMBA(経営修士(専門職))を取得できます。