上海理工大学の学生ら「がんばれ東北!がんばれ日本!」ツアーの一環で後楽園キャンパスを訪問
本学の協定校である上海理工大学(中国)の学生45名を含む56名の訪問団が、2月26日から福島県など東北地方を訪れ、被災地におけるボランティア活動や、仮設住宅の住民との交流を行います。そのツアーの一環で、東京に移動する29日に中央大学の後楽園キャンパスを訪問し、キャンパス内の研究室を見学、学生との交流を行う予定です。
ツアーは、昨年10月に同大学内に開設された日本文化交流センターの何偉銘(かいめい)センター長らが企画し、進められてきたものです。何センター長は、本学大学院理工学研究科を修了された留学生OBであり、修了後も同研究科において任期制助教として勤められました。何センター長は、日本への恩返しとして今回のツアーを企画され、本学への訪問は、参加する学生に日本の大学を見せたい――とりわけ母校である中央大学のキャンパスをぜひ見学させたいという熱い思いがあり、実現することになったものです。
「がんばれ 東北! がんばれ 日本!」ツアー趣旨(上海理工大学)より抜粋
「不屈の魂を具現化した日本、心を寄せるすべての人びとの力を結集した復興中の日本に接し、学び、我々に出来る何かを実行するために、「日本頑張れ、東北頑張れ」ツアーを開催します。
今回の震災で最も深刻な被害を受けた福島県は、原発被害、更には風評被害が重なり,復旧・復興は予想以上の厳しい状態になっています。そこで、我々は福島を訪問し、「日本は安全だよ、福島はいつもの通り素晴らしい所だよ」と全世界に向かって叫びます。
折しも本年は中日国交回復40周年という記念すべき年でもあり、この親善訪問を契機に両国の若者は更に相互理解を深め、この交流は中日友好の未来像を描く絶好の舞台となることでしょう。
上海理工大学 日本文化交流センター」