【情報工学科・専攻】 教育研究改革(2012年春版)
**************************************
情報工学的視点から復興の新ヒントを探る
**************************************
科学技術の一分野=情報工学が直接寄与できることは僅かですが、情報工学分野ができることを、学生も教員も考え続けていこうと思います。
下段のリンク「【リンク】 情報工学的視点から復興の新ヒントを探る」をクリックしてください。「江戸川区における避難所及び備蓄拠点配置問題」をはじめ、数編の卒業研究の成果(概要)を掲載しています。
********************************************
学生自身が国際学術会議等で発表することを推進
********************************************
国際学術会議では、誰でも発表できるわけではありません。世界中の複数の研究者による査読を経て採択された論文だけが、世界の研究者・技術者相手に発表する機会を与えられます。
情報工学科・専攻は、世界で活躍できるハイパフォーマーの育成に向けて、継続的に実績を積み上げています。
下段の「【リンク】 世界で活躍!! 情報工学生の研究記録」をクリックすれば、フォトアルバムがご覧になれます。
**************************************
裸眼視3Dディスプレイ用CGゲーム開発
**************************************
情報工学科・専攻は、育成目標とする人材像に基づいて、在学生が備えるべきコンピテンシー(行動特性)と学年別達成度を定めています。これらのコンピテンシーを達成するための教育として、コンピュータグラフィックス(CG)、バーチャルリアリティ(VR)、画像処理、情報セキュリティなどに強い映像系コンテンツエンジニアを育てるプロジェクト科目「画像・映像コンテンツ演習1~4」を実施しています。
その一環として、裸眼視3Dディスプレイ用のCGゲームを開発する機会があります。社会人OB・OGの方々もご招待して、国際学術会議等におけるポスターセッションをモデルとした発表会を実施し、率直な批評や将来へ向けての助言などを得ています。
日本IBM(株)の支援を得つつこの取組を発展させた中央大学理工学部「段階別コンピテンシー育成教育システム」は、文部科学省の新教育GPに採択されています。
**********************************************
人工知能AI搭載用の等身人型ロボットCyRUS
**********************************************
人工知能AI搭載用の等身人型ロボットCyRUS(サイラス)を導入しました。CyRUSとは、情報工学科・専攻が開発した高度な知的情報制御技術のテストベッドとしてヴイストン株式会社(Vstone)製ロボットプラットフォームTichnoを採用し、歩行パターンも含めて当学科・専攻独自の技術で制御しているものです。
検索エンジンから「ロボット護身術」と入力して、動画をご覧ください。
**************************************
経済産業省「IT人材育成強化加速事業」
**************************************
経済産業省が「IT人材育成強化加速事業(産学連携IT人材育成プラットフォーム構築事業)」に基づいて実施している「IT人材育成強化加速事業」の一貫として、情報工学科は2011年度前期から、(株)NTTデータによる支援を得つつ、当学科4年生のうち希望する最大30名程度を対象に
(1)実践的講座「ヒューマンインターフェース」
を実施しています。また、後期からは、(株)FUJITSUユニバーシティおよび(株)富士通ラーニングメディアによる支援を得つつ、当学科1年生全員を対象に
(2)実践的講座「ロジカルシンキング」
を実施しています。
実施概要等については、下段のリンク「実地応用力習得講座」をご覧ください。
************************
知的財産を取り扱う専門職
************************
弁理士(特許などの知的財産を取り扱う専門職)になりたい人は二重投資してダブルスクールに通うという話を聞きますが、中央大学はOB有志による無料の正課授業を設置しています。いろいろな形で皆さんを支援してくれるOBの方々に感謝しつつ、有効に活用しましょう。
弁理士試験への合格を目指す人は、全学年対象「知的財産取扱基礎知識」と「知的財産取扱文書演習」をセットで受講してください。
**********************************************
KTCとITスキル診断サービス大学版の共同開発
**********************************************
中央大学と(株)国際テクノロジーセンター(KTC)は共同で、同社が社会人向けに構築したSkill Scouter(ITSS※を活用した「ライフログ型」ITスキル診断サービス)の大学生版を、2010年9月1日より開始した共同研究下で開発中です。
情報工学科・専攻は、定評ある実直な専門教育に加え、高度なITスキルの修得を希望する国内外の学生をシステマティックに支援し、学術的視点の勉学・研究が就職活動における優位性にも自然に反映されるような新たな先進的教育のあり方を目指しています。
経済産業省が策定した「ITスキル標準」(ITSS)とは、各種IT関連サービスの提供に必要とされる能力を明確化・体系化した指標であり、産学におけるITサービス・プロフェッショナルの教育・訓練等に有用な「ものさし」(共通枠組)を提供しようとするものです。
************************
1年生から始める就職活動
************************
1年生から企業訪問を行うという意味ではありません。情報工学科・専攻における科学的な人材育成の方法論を知っていれば、1年生からの大学生活がそのまま就職活動にも役立つ、という意味です。
中央大学は就職問題を科学的に分析し、対策を立てています。就職について真剣に考えている高校生と保護者の皆様は、下段のリンクをご覧ください。