2011年度ノーベル化学賞受賞者Dan Shechtman教授特別講演会開催のお知らせ
(写真提供:東北大学 蔡安邦教授)
2011年度ノーベル化学賞受賞者Dan Shechtman教授の講演会を
下記の通り開催いたしますので、ご案内申し上げます。
皆様お誘いあわせの上、ご参加頂ければ幸いです
(ご参加無料・事前申込不要)。
講演題目:Discovery of Quasicrystal
講演者: Dan Shechtman(ダン シェヒトマン)教授
イスラエル工科大学(Technion)教授
準結晶の発見者
ウルフ賞物理学部門(1999年)、ノーベル化学賞(2011年)受賞
※ 通訳はありません
対 象:本学教職員・大学院生、学外研究者、一般
参加費:無料
主 催:中央大学
共 催:中央大学理工学研究所
後 援:文京区、公益財団法人文京アカデミー
講演内容
2011年のノーベル化学賞はイスラエルのDan Shechtman教授に贈られました。
受賞の対象となった「準結晶の発見」は、当初学会の中で大きな反対を唱えた
大物学者もいて、この発見が大きな意味をもつことが受け入れられるまでに色々
な苦労があったことが報じられています。
Shechtman教授には、このようなエピソードに加えて、この発見がもつ意味を
語って頂きます。人が見落としてしまうような小さな出来事を科学の常識を覆
す発見と見抜いた科学者の姿に、科学・技術の分野に憧れを抱く若い皆さんは
きっと何かを感じてくれるものと思います。
Dan Shechtman(ダン シェヒトマン)教授略歴:
テクニオン-イスラエル工科大学特別教授,
米国エネルギー省のエームズ国立研究所研究員,
アメリカ・アイオワ州立大学教授.
1966 年テクニオン-イスラエル工科大学卒業.
1972 年同大学博士号取得.
1972 年から1975 年までアメリカ・ライトパターソンの空軍研究所で全米研究評議会から奨学金を受け,博士研究員として研究を行う.
1975 年にはテクニオン-イスラエル工科大学の講師となる.
1981 年から1983 年までジョンズ・ホプキンス大学訪問研究員としてサバティカルを過ごし,そのあいだに今回の受賞理由となる準結晶を発見した.
問い合わせ先:112-8551 東京都文京区春日1-13-27
中央大学研究支援室 TEL 03-3817-1603