FLPジャーナリズムプログラム松野良一ゼミが、アーティスト「ゆず」の楽曲制作に協力しました。
FLP松野ゼミでは、戦争体験者の証言をドキュメンタリーや活字で記録するプロジェクトをゼミ活動の一環で進めています。 特に、東京多摩地区の戦跡からその歴史的背景と証言を丹念に掘り起こしたドキュメンタリーシリーズ「多摩の戦跡」、さらに中央大学から学徒動員されたOBの証言をまとめた「戦争を生きた先輩たち」の出版などは社会的にも高い評価を受けています。 「ゆず」の北川悠仁さんから、戦争と平和を題材に楽曲をプロデュースしたいという申し出があり、このほど取材を受けました。北川さんは、「多摩の戦跡」シリーズの中の「東京陸軍航空学校少年飛行兵の記憶」などを視聴され、松野ゼミのスタッフから動機や経緯、思いなどを取材されました。 北川さんは、「戦争体験者に語ってもらうだけでなく、若い世代に、『つないでいくこと』が大事だとわかりました」とコメントされました。 この時の取材の様子は、アルバム『2-NI-』(初回限定盤)の中に映像記録として収められています。この時の取材などを元にプロデュースした楽曲「Hey和」も、同アルバムに収められています。