東北関東大震災に対する図書館の対応と限定開館開始について
2011年3月22日
中央大学図書館利用者各位
図書館長
見市雅俊
東北関東大震災に対する図書館の対応と限定開館開始について
3月11日(金)に発生した東北関東大震災で被災された方々に心よりお見舞
い申し上げます。
地震発生時、中央図書館内にはおよそ100名の利用者が在館されておりま
したが、地震の揺れが収まった後、スタッフ共々、全員無事に避難することが
できました。後楽園キャンパス、市ヶ谷キャンパス、市谷田町キャンパスの各
図書館・図書室についても、すべての利用者が安全に避難したことを確認して
おります。翌12日(土)以降は大学全体の方針に沿って、一部図書室を除いて
すべて閉館する措置をとりました。
図書館では、この間、書架から落下した図書の整理、専門家による建物の
安全性の確認等を行なってまいりました。その結果、図書館内の整備が終了
し、図書館の建物の安全性も確認されたことから、3月22日(火)より、非常に
限定したかたちで開館を行うことといたしました。なお来館される前には、必ず
図書館ホームページで臨時の利用条件をご確認ください。また、場合によって
は再度、閉館することもありうることをご承知おきくださるようにお願いします。
当面、十分な利用者サービスを提供することはできませんが、図書館として
最大限の努力をする所存でおります。この図書館再開が、大学全体の機能
回復の第一歩になることを信じます。
以上