理工学部准教授 中村 太郎の開発している人工筋肉が日経産業新聞に掲載されました
理工学部准教授 中村 太郎(精密機械工学科)の開発している人工筋肉が、3月8日の日経産業新聞にて紹介されました。従来の人工筋肉よりも4~5倍もの力を発揮することが可能で、軽量で柔軟性があるため様々な場面での応用が検討されています。
「バイオメカトロニクス」を掲げる中村研究室では、人間を含めた「生物の動きや機能を応用したロボット」を開発しており、その一環として人工筋肉を開発しています。ゴム製の筒に空気を送り込み、風船のように膨らませることで収縮力を発生させます。このゴムに特殊な炭素繊維を入れ、力を加えたい方向以外の伸びを制限したことがポイントで、マッキベン型と呼ばれる従来の人工筋肉に対して大きな力を出すことができます。介護・福祉等の分野だけでなく、多方面での利用が期待されています。
ご興味をお持ちの方は以下のリンク先をご覧ください。