地盤施工学研究ユニットの研究成果に関する実物大実験が行われました
1月27日、日立建機カミーノ株式会社構内特設ヤードにおいて、中央大学研究開発機構 地盤施工学研究ユニット(研究担当者 機構教授 太田秀樹)、株式会社NIPPO、前田工繊株式会社の共同研究による、高剛性補強土工法の実物大性能確認実験が行われました。
本高剛性補強土工法は、道路の剛性を高いレベルで補強することにより、道路周囲に数十センチメートルの段差が生じる様な状況が発生した場合でも、舗装面を保持することを可能とします。
(1) 地震等の大規模自然災害により、地盤が低下し道路舗装に段差が発生した場合でも、緊急車両等の通行を可能とする
(2) 軟弱地盤上の道路盛り土と付近構造物との間に生じる不同沈下を抑制する
といった効果が期待されています。
3者は本工法の実用化に向けて今後も引き続き共同研究を継続していきます。