教養番組「知の回廊」2月放送開始、「ギリシアから日本に来た神々」のお知らせ
教養番組「知の回廊」の2月放送開始分の新タイトルのご紹介です。
今回は、中央大学総合政策学部教授の田辺勝美の、「ギリシアから日本に来た神々」をテーマに、番組を制作しました。
日本の伝統文化として馴染みのある獅子舞のルーツを辿ると、古代メソポタミア文明や、エジプト文明にその源流を見つけることができます。
日本の文化の中にも、古代ギリシアの文化が流れ込んでおり、七福神の神である大黒天や、毘沙門天の起源を辿ると、シルクロードを経て、ギリシア・ローマに繋がります。風神や雷神なども、その起源はギリシア神話のヘラクレスから来ており、お寺でよく見かける椅子のデザインまでもがギリシアに由来し、いくつかのギリシア文化は、仏教の源流ともなっています。
日本は島国ですが、その伝統文化はアレキサンダー大王の時代から、大陸へとつながっているのです。
今回の番組では、古代ギリシアから日本に渡ってきた神々を見つめて、日本の仏教美術の起源を辿ります。
なお、本映像は今月15日以降に、以下のサイトにアップされます。