サステイナビリティ学連携研究機構(IR3S)公開シンポジウム(2/12)
「地球温暖化・少子高齢化社会に対応した新しい社会づくりを目指して―21世紀 持続可能な日本とは?―」
■会場:東京大学安田講堂
■日時:2月12日(土)13:30~17:00(12:30開場)
■シンポジウム概要
21世紀中盤に向け、全国の地方都市が発展する上で避けて通れない課題が少子高齢化と地球温暖化への適応であり、これらは相互に影響を与えている。例えば、地球温暖化の進行によって熱波、大雨、干ばつなどの気候災害が増大すると予測されているが、一方で、高齢化が進み財政の厳しい地方都市では、どのようにして温暖化に適応していくのであろうか。また、低炭素都市のカギと言われるコンパクトシティ構想は、高齢化社会においてはどのようなメリットを持つのであろうか。
さらに、このような作業を進めてゆくためにもさまざまな利害関係者の合意を形成する必要がある。そのためには、科学的な知識、および、現在の状況、将来のリスクなどについて理解を深めていく必要がある。
今回の公開シンポジウムでは、我が国の地方都市を対象に、地球温暖化、少子高齢化への対応という2つの重要課題をキーワードに、情報の社会への提供と社会的合意形成と、IR3Sのミッションである環境、経済、社会各政策を統合した持続可能な社会の実現に向けた方策について論じる。
<プログラム>
第Ⅰ部(挨拶、講演)
開会挨拶 13:30-13:50
小宮山宏 SSC理事長・前総長
講演 13:50-15:10
武内和彦 IR3S副機構長・国際連合大学副学長
江守正多 国立環境研究所地球環境研究センター温暖化リスク評価研究室室長
秋山弘子 高齢社会総合研究機構特任教授
諸富徹 京都大学大学院経済学研究科教授
第Ⅱ部(パネル・ディスカッション)15:40-17:00
モデレーター:
花木啓祐 IR3S兼任教授・大学院工学系研究科都市工学専攻教授
パネラー:
第Ⅰ部講演者
大田昌博 山梨県道志村村長
室山哲也 NHK解説委員
閉会挨拶
住明正 地球持続戦略研究イニシアティブ(TIGS)統括ディレクター・教授
※なお、講演者・パネラーについては変更の可能性もございますので、ご了承ください。
参加申し込みは 以下のサイトから