第24回中央大学学術シンポジウム「ナノスケール・ミクロスケールから見えるビッグな世界」研究会
上記日時・場所にて、「第24回中央大学学術シンポジウム」研究会を開催します。精密工学会・切削加工専門委員会と日本鉄鋼協会・切削フォーラムとの合同研究会が開催される機会に、最近ナノスケール・ミクロスケールから見る機運の高まっている、産業界で多用される切削の諸現象に関する講演を集めましたので、是非ご参集ください。
タイトル: 研究紹介
題目と講演者:(a)13:00-13:45「h-BN添加によるSUS304ステンレス鋼の被削性の向上」
江村 聡 殿 (物質・材料研究機構)
(b)13:50-14:35「低炭素硫黄快削鋼の面粗さに及ぼす各種因子の影響」
白神 哲夫 殿(JFE条鋼)
(c)14:50-15:35「機械構造用鋼切削時に生成する構成刃先のTEM 観察」
間曽 利治 殿(新日鐵)
(d)15:40-16:25「非調質鋼のMQL ドリル加工性に及ぼす固溶窒素の影響」
渡里 宏二 殿(住友金属)
講演内容:日本が得意とする「加工業」の中でも切削加工は多くの機械材料に適用可能であり、かつ柔軟性に富み、高効率な除去加工法です。本講演は、その切削加工に関して、SUS304ステンレス鋼や非調質鋼をさらに容易に切削する方法や、切削時の奇妙な現象である構成刃先に関する知見、切削後の仕上げ面を良くする方法などについて紹介されます。
連絡先:中央大学理工学部精密機械工学科
井原 透
電 話: 03-3817-1838