理工学研究科博士前期課程 朴 和彦さんが春季フルードパワーシステム講演会において最優秀講演賞を受賞しました
理工学研究科博士前期課程2年 朴 和彦さんが、6/25~26にかけて開催された「平成21年度春季フルードパワー(流体動力)システム講演会」において、最優秀講演賞を受賞しました。55もの発表の中からの受賞となっています。
受賞した発表は「ERクラッチを関節に適用したソフトマニピュレータのモデル化」です。
「ER流体(Electro Rhological fluid)」は、電気粘性流体とも呼ばれており、電圧を加えることで粘性が変化し、固まったり流れたり形を変えるという特殊な流体です。中村研究室ではER流体の性質をロボットのアームなどの関節に使用し、人間に接触した際、瞬時に衝撃を緩和する柔軟間接について研究しています。人間とロボットが同じ現場で働くような、医療・福祉の分野での活用が期待されます。
中村研究室のWebサイトでは、動画付きで詳細を見ることができます。