理工学部准教授 中村 太郎が一樹工業技術奨励会の研究助成に採択されました
理工学部准教授 中村 太郎(精密機械工学科)が、財団法人 一樹工業技術奨励会の実施している研究助成対象に採択されました。工業技術に関する研究等の助成を図ることにより、日本の工業技術ならびに工業技術の進歩発展に資することを目的とした研究助成です。
採択されたテーマは「空気圧人工筋肉を用いた腸のような蠕動(ぜんどう)運動ポンプの開発」です。
人間の腸は筋肉が収縮して動く「蠕動運動」によって、食べた物を移動させています。中村は、ゴム人工筋肉を用いてその動きを表現することで、固体や液体の搬送を可能にしました。固体・液体が混ざった状態で垂直に搬送することが可能で、水洗トイレが使用できない地域での汚水搬送や、生コンクリート、食品材料の搬送など幅広い用途が期待されます。
バイオメカトロニクス・中村研究室では、人間を含めた生物の動きやその機能を模したロボットの開発を行っています。
ご興味をお持ちの方は以下のリンク先をご覧ください。