研究開発機構教授 丹保 憲仁が、平成21年度瑞宝大綬章を受賞しました
4/29に平成21年度春の叙勲受賞者が発表され、研究開発機構教授 丹保 憲仁が瑞宝大綬章を受賞しました。瑞宝章は「公務などに長年にわたって従事し、成績を挙げた者に与えられる勲章」であり、瑞宝大綬章はその中でも最高位のものです。「教育に尽力し学術発展に貢献した」ことが丹保の受賞理由とされています。
研究者・教育者・経営者として、さまざまな組織で活躍してきた丹保は、2007年度より研究開発機構の発展のためのアドバイザーに就任しています。水環境工学・都市水工学を専門とし、日本水フォーラムの副会長を務めており、地球上のあらゆる水問題の解決のために尽力しています。今年度からは森元首相、御手洗経団連会長とともに、水の安全保障戦略機構を立ち上げ、さらなる活躍が期待されます。
主な経歴
1955年 3月 北海道大学工学部土木工学科卒業
1957年 3月 北海道大学大学院工学研究科土木工学専攻修士課程修了
1957年 4月 北海道大学工学部講師
1958年 4月 北海道大学工学部助教授
1962年 9月 フロリダ大学化学科研究員
1965年 3月 工学博士(北海道大学)
1969年 4月 北海道大学工学部教授
1993年 4月 北海道大学工学部長 (~1995年 4月)
1995年 4月 北海道大学総長 (~2001年 4月)
1997年 7月 日本学術会議会員(~2003年 6月)
2001年 5月 北海道大学名誉教授
2001年 5月 放送大学学長 (~2007年 4月)
2007年 5月 放送大学顧問・名誉教授
2007年 5月 北海道開拓記念館館長
2007年 8月 中央大学研究開発機構アドバイザー(機構教授)