特許庁委託で途上国人材育成研修用テキストを執筆 産学官連携・知的財産戦略本部
産学官連携・知的財産戦略本部は、特許庁・発明協会からの委託を受け、特許庁事業「途上国人材育成研修」の共通テキストとなる「日本の大学における知的財産管理」を執筆しました。
執筆したテキストは、①大学に知的財産部門ができた背景、②知的財産管理体制、③特許取得活動、④共同研究、⑤TLOとの関係、の5章で構成されていて、これまでの実務経験を活かし、大学での知的財産管理のポイントをわかりやすく紹介しています。
産学官連携・知的財産戦略本部では、このテキストを通じて、産業財産権に携わる人材の育成による途上国の発展と、日本での知的財産権の保護強化を願っています。
※特許庁事業「途上国人材育成研修」とは
特許庁では、知的財産権の保護強化の観点から、途上国における産業財産権制度に携わる人材の育成を支援するために、「産業財産権人材育成協力事業」の一部として、アジア太平洋地域を中心とする途上国から研修生を招へいし、日本においてコース研修を開催しています。
1996年4月から2007年3月までに、42カ国1地域から、官民合わせて総計2,576名の研修生を受け入れました。(特許庁WEBサイトより一部抜粋しました)