久野修慈学員会会長年頭挨拶
2008年1月5日(土)に行われました中央大学新年祝賀会での久野修慈学員会会長の年頭挨拶です。
どうも皆さん方、新年明けまして本当におめでとうございます。
先程理事長から、また総長・学長から、年頭のお話がありました。私はそのとおりだと思います。皆さん方が心を一致して、新しい大学を建設するために、今の理事長、総長・学長の所感をそれぞれの方々が、それぞれの考え方の下において実行されることを、学員会の代表として大いに期待しておりますので、よろしくお願い申し上げたいと思います。 私の方は、学員会を代表いたしておりますが、今、学員会のいろいろな方々とお会いしておりますが、今一番大事なのは心の触れ合いが大事ではないかと思っております。
今欠けていることは、近所同士でも触れ合いがなくなってきているわけでありますけれども、多くの卒業生の方々が、本当に触れ合いがなくなった中で、中央大学に学んだ、あるいは神田で学んだ、八王子で学んだ、そういう触れ合い、あるいはこの先生に会ってこういう話を聞いた、こういう講義を聴いた、このことを思い出しながら新しく厳しい時代に自分に活力を付けていく、そういう触れ合いを多く期待していることを私は本当に知りました。 何としても、中央大学卒業生の皆さんは大学にとって大変な戦力であり、大変な財産にならねばならないときが来たと思います。そういう面では、今、法人側の方々あるいは先生方、卒業生の方々が本当に中央大学に学んだという触れ合いを思い起こし、力強く戦力として高めていくときが来たのではないかと思っております。私は、その先兵として触れ合いを大切にした中央大学、それが本当の中央大学の原点であり、かつまた本当の家族的情味ではないかと思います。
どうか皆さん方、意見の食い違いはあって当然でありますけれども、中央大学に学んだ触れ合いを思い起こしていただいて、本当に中央大学が将来、この八王子で本当に立派な大学として生き残る道を選んでいかねばならない時が来たのではないかと思っております。
都心復帰とか、いろいろとご意見もありますけれども、八王子という東京都において、これだけ素晴らしい環境の場所はないと思います。そして八王子に移転した以上は、ここは天命だ、そして素晴らしい先生方と素晴らしい職員の方々がおられるわけでありますから、この八王子の中央大学に来てみなさい、八王子は東京、関東一の都市で、環境も最高なんだ、これぐらいの自信を持って中央大学を明るく、楽しく、本当に触れ合いのある大学にしていくべきだと思っております。
私は学員会代表といたしまして、49万人の卒業生の皆さん方ともども、本当の触れ合いを新しく形成するために、学員会の内容を大きく変えていきたいと思っております。それが本当に中央大学が発展する道に繋がってくると確信しております。どうか皆さん方、ご理解とご協力を心からお願い申し上げる次第であります。
先程理事長から、この箱根駅伝あるいは野球を強くするというお話がございました。私も昔、球団社長を25年前にやっておりまして横浜スタジアムを作ったわけであります。それから沖縄の宜野湾にキャンプの野球場を作りました。3番目には、野球の合宿所を横須賀に立派なのを作ったわけであります。そこから出てきたのが佐々木大魔神であり、谷繁なのであります。今の時代においては、そういう設備がきちんと整って、きちんとしたリーダーがいて、適切な投資がなされて強いチームができてくるのではないかと思っております。今度は中央大学の監督には高橋善正君がなるということでありますが、彼は、素晴らしい野球人であります。必ず強いチームを作ってくれると確信しております。
どうか箱根駅伝あるいは野球、スポーツ、学問も当然大事でありますけれども、強いスポーツ選手を作っていくために、皆さんともども、本当に心を合わせて本当の触れ合いを大事にして頑張っていくことを念じまして、私の新年の挨拶にいたしたいと思います。
どうも皆さん方、おめでとうございました。