大学院講座「総合政策フォーラムⅠ」一般公開のお知らせ
テーマ:Invisible Standard — 見えざる基準
この講座は、大学院学生のみならず広く一般に公開致します。聴講希望者は事前にお申し込みください(申し込み方法は以下を参照ください)。
概要:文明社会の中にあるわたしたちは一見、合理的な秩序のもとに生きているかのような錯覚を抱いてしまいがちであるが、人間と人間との関係を決定する重要な因子のひとつに、慣習や偏見、あるいはもっと漠然とした好き嫌いといった印象や感情など、単純に言葉では言い表せない見えざる基準(Invisible Standard)が存在する。「真実」や「正義」、「愛」というもっともらしい看板を掲げたとしても、その中身を精査すれば、割り切れない不純物のような要素が抽出されるケースが多々ある。そういったことに注目して、法律、経済、芸術、芸能、宗教など各界において実践で活動されている識者をお招きし、日々直面されているInvisible Standardについて実例をふまえてお考えを伺う。
【講座スケジュール】
【日程】t 【講師】t 【所属・肩書き等】 t 【講演のタイトル】
4月24日(火) 太田 茂氏 最高検察庁検事t 正義の多義性について
5月 8日(火) 服部光徳氏 浄土宗 雲光院住職 「諸法無我」という概念
tt
【5月22日(火)】 長井好弘氏 読売新聞文化部記者 演芸評論の可能性
→ 麻疹流行による休講のため、7月10日に変更
6月 5日(火) 上山昭治氏 公認会計士税理士t 相続から垣間見る人間模様
6月19日(火) 柳家さん喬氏 落語家t 「粋」という概念
7月 3日(火) 光田由里氏 松涛美術館学芸員t (仮)美術の批評史について
7月10日(火) 長井好弘氏 読売新聞文化部記者 演芸評論の可能性