日刊工業新聞「脚光浴びるミミズ型ロボ」の記事で中央大学理工学部助教授 中村太郎の研究が紹介されました
さまざまな生物をモデルにしたロボットの研究が盛り上がりを見せるなか、ミミズ型ロボットが大学で相次ぎ生まれています。
2006年11月20日の日刊工業新聞「脚光を浴びるミミズ型ロボ」の記事で、中央大学理工学部助教授 中村太郎の研究が、東京工業大学や日本工業大学の研究とともに、紹介されました。
中村研究室が開発したミミズ型ロボットは、平面空間と管内どちらでも走行でき、平面なら摩擦の条件次第で80度くらいの斜面でも上ることが可能で、管内は90度でも上れるなど、周辺環境に応じて効率よく移動するロボットです。
このミミズ型ロボットは、工業用内視鏡や狭い瓦礫の中に入り込み人を救助する用途のほか、土の中に入れて掘った土を体内に取り込んでどこかで排出する機能をもたせることにより、惑星の地中探査への用途にも期待され、宇宙研究開発機構(JAXA)と共同研究を始める予定とのことです。