個人認証情報の共有で新技術 ‐ 中央大学ら4者
中央大学、東京電力子会社のテプコシステムズ、三菱電機、セブン-イレブン・ジャパン、は企業や団体同士で個人の認証情報を共有する「認証ローミング技術」の実証実験に成功したと発表した。
同日、東京都内のセブン-イレブン店舗に設置されているマルチコピー機で、中央大学が発行した在学証明書を同大学の学生が取得するデモンストレーションを行った。
証明書の取得には非接触IC技術を搭載した携帯電話か、ICカードを利用する。携帯の指紋認証で本人確認をした後、同大学の在学証明書発行サイトに接続し、発行申請を行う。発行場所を指定したコンビニに出向き、携帯をマルチコピー機上の読み取り機にのせて本人認証を行えば、証明書が発行される仕組みだ。