法学部 今村都南雄ゼミ 秦健一郎さん、湯本充洋さんが「野村総合研究所 学生小論文コンテスト」において大賞を受賞しました
今村ゼミ秦健一郎さん・湯本充洋さん(ともに法学部4年生)が、野村総合研究所「2010年、日本の未来を提案します。」プロジェクトの一環である「学生小論文コンテスト」において大賞を受賞しました。
対象小論文の詳細は以下です。
【小論文テーマ】
「『ユビキタス社会の公共空間』」~誰でも使えるコンピューターの実現~」
【要約】
「これからの日本のユビキタスネット社会を日本全体の公共空間であると捉え、誰でも使えるコンピューターの実現を提案する。具体的には「ユニバーサルアクセス」と「情報発信の環境作り」という二点である。前者はコンピューターのハードウェアに関する提案。未だに誰でも使える状況ではないインターフェースがより使う人間に優しいものにすべきだという提案である。後者は情報というコンテンツからの提案。現在のネット社会の状況から情報のコントロールを個人がもっと容易に出来る技術や被害を受けた場合に救済される柔軟な法整備を提案したものである。そして最後に、これらの提案が実現した未来のユビキタスネット社会では、緩やかな連帯の意識を持つ公共空間が形成されると考える。その中で個人が生み出したアイデアが集約され、世界中に新たな知識として還元される『情報のリサイクル』が生まれることを期待する。」