「キャリアデザインは自己時間の投資戦略である。」庄司裕子助教授(中央大学理工学部)らがボードゲーム型IT研究者のキャリアデザイン学習教材を共同開発
2006年4月20日、庄司裕子助教授(中央大学理工学部)は、「ゲームで学ぶIT研究者のキャリアデザイン」と題する報道発表を行いました。
※以下、プレスリリース資料からの抜粋です。
人工知能学会創設20周年記念事業に『AI若手研究者のためのキャリアデザイン能力育成事業:幸福な研究人生に至る道』として採択され、庄司裕子助教授を含む6人の現役研究者が中心となり、約1年をかけて完成に至りました。
本教材は、研究者がキャリアデザインを学ぶために開発された3~5人用のボードゲームです。ゲームプレイを通して地位に応じた研究関連イベントを疑似体験し、特に若手研究者が、自律的にキャリアデザインを行う能力を身につけることができます。そうすることで自身の目指す将来像に適合するように日々の活動を決定することの大切さを学べます。
さらに、本教材は、研究者以外の方にも「キャリアデザインは自己時間の投資戦略である」という普遍的なメッセージを伝えると同時に、研究者の世界を知るためのツールとして提案しています。
なお、この教材は、人工知能学会の会員サービスの一環として2006年5月号の付録で人工知能学会の会員に配布されます。